シーソーの原理、大成功!

  • 2020年9月12日
  • 2020年9月12日
  • yoga
  • 650View
  • 0件

こんにちは! 沼津市、三島市、裾野市、静岡県東部でヨガ教室を主宰しております、ミナクヨガのミナクです。

レッスン終盤戦に登場する逆転のポーズサーランバ・シルシャーサナ(頭倒立)

キングオブアーサナと言われるだけあって、カラダに対する効能はもちろん、頭はスッキリ!集中して取り組むポーズであるためにやった後の心の満足感も大きいポーズです。

ポーズに慣れないうちは、どうしても足を上げたいという気持ちの方が強くなってしまうため、膝を伸ばして上半身の態勢を整えた後、待つことができずに最後の最後につま先でhopping ?なのかジャンプなのか?・・・という光景をよく目にします。

この最後の動きでせっかく作り上げた上半身の土台が崩れてしまうのは、とってももったいない。

膝を伸ばして上半身の態勢を整えた後、つま先立ちの状態で、足の付け根からお腹を引き込む。その時の感じは、大人と子供がシーソーに乗った時の感覚であると私は考えています。

体重60kgの大人と体重15kgの子供が乗ったシーソー。

いっせいの~で!

とやったら、そのまま大人側にドンと落ちて終わり。

しかし、誰もが経験したことがあるはずです。

大人側がバランスを取りながら、シーソーをコントロールすれば、体重60kgと体重15kgでもシーソーは両方が上がった状態に保たれることを。

この時、決してよいしょっとhopping? ジャンプはしない。

粘って粘って、バランスの取れる位置を探し当てる。

なので、私は、シルシャーサナを指導するときには、足を床から上げるという言い方は使わないようにしています。

つま先立ちになって粘って粘って限界まで来たら足の付け根から引き上げる。

この粘って粘って・・・ができると、お腹を引き込むという感じ、芯が入った感覚がつかめるようになります。

そうすると、hoppingもジャンプもすることなく、足はふわっと浮かんでくる。

足がふわっと浮く感じがつかめたら、そこから先は慌てない。焦らない。

土台ができたら、一段一段進んでいく。

そして、昨夜のレッスンでのこと。

シルシャーサナに初めて成功した生徒さん!

やった~~~おめでとうございます!

足が浮いたと思ったら止まらなくて上まで行っちゃった~~~と笑っていましたが、お腹を引き込むという体感が実感としてわかったようです!

ここまでくれば、後は早いですよ~~~

レッスン終了後は、満面の笑顔!

シーソーの原理。大成功です!

生徒さんの笑顔が増えるお手伝いができれば、私も笑顔。

一つひとつ、またチャレンジしていきましょう!