こんにちは!
静岡県三島市、沼津市そして裾野市で活動中のミナクヨガのミナクです。
前屈をするとき(ウッタナーサナ)
トリコナーサナ(三角のポーズ)
アド・ムカ・シュバナーサナ(下向きの犬のポーズ)etc…
ヨガのポーズをとるとき、あなたのひざはどのような状態でしょうか?
ひざが伸びなくて~~~と、お悩みの方。多いと思います。
そして、、、意外なことに、、、ひざが伸びすぎて~~~というある意味、ひざが伸びない方からすると羨ましく感じられる、過伸展(肘・ひざが普通よりも伸びすぎてしまう)という状態で悩んでいる方も多いのです。
例えば、、、バレエダンサー。
いつも美しい姿勢を表現するため、常にひざに力が入っているため、職業病のように過伸展になってしまうことが多いと言われています。
ダンサーまでいかなくても、小さいころからバレエをされていた方などは、ひざ、ひじ、そして股関節。自分の中の”真っ直ぐ”という感覚が既に過伸展の状態で、そこまで伸ばさないと自分が気持ち悪い。と言う感覚なので、痛みも感じず、気が付いた時に大きな故障になってしまう。
伸びないのもつらいけれど、、、伸びすぎるもの自覚がないだけにつらいのです。
正しく、隣の芝生状態ですよね。
実は、、、私。
反り腰の方などには、腰の負担になりますよ~と、お声掛けしている立場にありながら、、、自分自身が、正真正銘の過伸展。
もともと、肘やひざなどの関節は、後ろに反るようにできていないので、身体に良くないのは一目瞭然ですよね。
私のような過伸展の場合、、、
過伸展のままウッタナーサナ(立位前屈)をすると、
ひざが後ろに後ろに反ってしまうので、胸を太ももに近づけるためには、逃げていく太ももを追いかけてかなりの深追いをしないとならないため、、、いつも片思い状態なのです。
それこそ、、、タダーサナ(山のポーズ)の時から、自分ではすご~くひざを曲げている気持ちの悪い状態に修正してはじめて正常な状態だったりするので、その位置を探すためにかなり凹みます。
しかし!!!
通常の”真っ直ぐ立つ”という状態がつかめると、、、その状態を保つためには、自然に下腹部に力が入ってくるのです。
トリコナーサナ(三角のポーズ)の場合。
伸びていたひざを引き上げるためには、太ももそして腹筋をしっかり使って、足の裏で地面をとらえる感覚、そう、グランディングの感覚が研ぎ澄まされてきます。
過伸展にならないようにひざを少し曲げて、注意してポーズをとることで、自分の筋肉の新たな動きに目が覚めるような感覚に出逢うことができます
過伸展のままポーズをとった方が、絶対楽です(笑)
でも、最終的には、自分の身体を壊すことになる。
これは過伸展に限ったことではなく、身体を楽~に逃げてしまうと結果、同じことにつながる危険性もあるのです。
自分の身体の声を聴きながら、解剖学的に危険な動きをしないように、自分の筋肉をしっかり使って、関節を労わってあげる。
自分の身体に敬意を払って、身体を使わせて頂く。
そんな気持ちでヨガを楽しめたら・・・
今週もそんなレッスンを行っていきます!お楽しみに~
長興寺のタケノコさんです!