こんにちは! 沼津市、三島市、裾野市、静岡県東部でヨガ教室を主宰しております、ミナクヨガのミナクです。
緊張が解けないうちは
アイアンガー108の言葉―ヨガからの贈り物
身体的なヨガにすぎない。
脳が静められたときに
精神的なヨガになる
アシュタンガヨガのレッスンを受けているときに同じようなことを言われたことがあります。
自分の呼吸とアーサナの動きが調和してくると、汗をかかなくなる。と。
頑張って呼吸をして、アーサナを取ることに一生懸命な時って、深く長い呼吸をしているつもりであっても、身体のこわばりだったり、緊張だったり、どこかに無理をして頑張ろうとしているのでしょうね。
だから、汗もかく。筋肉痛にもなる。でも、達成感があったりもする。
アイアンガー先生曰く、この段階は身体的なヨガにすぎないかもしれませんが、身体的には、やった感があり、自己満足かもしれないけれど気持ちが良いものです。
まずは、ここからのスタートで十分だと思います。
ここで気を付けなければいけないことは、自分のやり切った感、達成感を求めるあまりに無理をしすぎて、ケガをしてしまうこと。
そうならないために必要なことが、己を知ることなのでしょう。
己を知るとは、、、
今日の自分の心と身体の状態を見つめながら、呼吸を行い、アーサナに取り組むこと。
今日の自分の呼吸は、浅いのか、深いのか、はたまた荒いのか。
心は、今ここにあるのか?それとも、他のことに動かされてはいないか?
”集中しろ”と思っても集中できないときには、自分の呼吸の音にだけ意識を向けていきます。意識を集中するために”ウジャイ呼吸”が効果的です。
ウジャイ呼吸とは、鼻から息を吸って鼻から吐くとき、喉の奥でシューッという摩擦音を出す呼吸法のことです。
喉の奥で響く呼吸音を微細に感じ取ることで、リラックス効果を高めることもできますし、自分の呼吸音が波の音のように聞こえるので、ヒーリング音楽を聴いているかのように集中力も高めてくれます。
そうすることで、身体の緊張やこわばりが解けてきます。
”脳が静められたときに 精神的なヨガになる”
まで到達できなくても、身体の緊張が解けてくると、思考が静められ、集中している自分に気が付きます。
と言いながら、、、まだまだ私もアシュタンガのレッスンでは、めちゃくちゃ汗をかきます(笑)
”脳が静められたときに 精神的なヨガになる”
までの道は、まだまだですが、その一筋の光を垣間見たような、見えているような感覚は、とても気持ちがいいです!
だいぶ涼しくなってきた10月。
脳が静められたとき・・・あなたもご一緒に目指しませんか?