こんにちは!
静岡県三島市、沼津市そして裾野市で活動中のミナクヨガのミナクです。
昨日、トラウマアプローチヨガのWSに参加致しました。
トラウマ
日常の生活の中で、「トラウマ」という言葉が、本来の意味よりも安易に使われているケースが最近多いと感じています。
一昔前だったら、コンプレックスという言葉で頻繁に使われていたことが、最近では、”それ、トラウマなんだよね~”と、コンプレックス=トラウマ的に簡単に使われているように感じています。
しかし、本来、トラウマとは、コンプレックスとはかなりレベルが違う段階のものであり、安易に”トラウマ”という言葉を使うことは、実際にトラウマで苦しんでいる人達に対して失礼なんだ・・・と、改めて痛感し、それと共に反省しました。
トラウマから起きる精神障害として、ASD(急性ストレス障害)や、PTSD(心的外傷後ストレス障害)。この言葉も最近よく耳にしますよね。
ASD。そしてPTSDの説明を聞きながら、私の身近で起きた出来事を思い出しました。
2011年。今から4年ほど前に父が胃がんのため亡くなりました。
進行の早いスキルス性胃がんだったため、発病から4ヶ月。
父が亡くなった後。
母が、強い無力感に陥り、いつどうなっても構わない。と、今考えれば、軽いASDに陥っていたのだと思います。
大声を出したり、大暴れをして・・・という行動であれば、それはそれでストレス解消につながったのだと思いますが、
淡々とした口調で、感情がこもらない状態で、「いつ、死んでもいい。」と母から言われた時は、娘としてどう対処してよいのか・・・私はただただ、母の側にいることしかできませんでした。
側にいることしかできなかった私でしたが、、、昨日のWSで、それが、正解だったんだ。ということがわかり、正直、ほっとしました。
何をしなければ!とか、何とかしなければ!!ではなく、寄り添うことの大切さ。
私は、精神科医でも心理療法士でもありません。
ヨガをお伝えする者として、できることは限られていますが、一緒に深く長い呼吸をして、一緒に自分自身の身体を感じて、そして、過去でも未来でもなく、今、ここにいるということを共に感じることができれば、それで十分!
そんな思いでWSを終えたのでした。
この本。おススメです!