こんにちは。
静岡県三島市、沼津市そして裾野市で活動中のミナクヨガのミナクです。
私の移動中の友、、、大好きなラジオ、ニッポン放送。
それも大好きな森永卓郎さんがパーソナリティを務めている番組に、あきらめる健康法の著者、小林弘幸先生が出演されていました。
- 自律神経を整える 「あきらめる」健康法 (角川oneテーマ21)/角川書店
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この本、最近のお気に入りなんです
自律神経を整える!この自律神経という言葉、皆さんも良く耳にするのではないでしょうか?
具体的な病名はつかないのだけど、なんとなく調子が悪い・・・そんな時、医師に言われたことありませんか?
自律神経失調症。。。
交感神経と副交感神経の二つから成り立つ自律神経のバランスが崩れた時に起こる症状のことなのですが、、、自律神経失調症と言われ、軽~い抗うつ剤を処方されただけで、なんか、かえって病気になってしまったような・・・そんな錯覚を感じてしまうものです。
原因は、夜更かしやストレスなどで自律神経が興奮し、戦う神経でもある交感神経とリラックス、穏やかな副交感神経のバランスが崩れることにあるので、自分自身で、この自律神経を整えることを目的とした健康法の本なのですが、この中で特に大切だと言われているのが、ヨガの基本中の基本と言われる
”腹式呼吸”なのであります
小林先生は、副交感神経を高める吐く息に意識を向け、”4で吸って、8で吐き切る”呼吸を提唱されています。
深く長~~~い呼吸からの繋がりでしょうか、、、ため息は幸せを逃す・・・なんて言われることもありますが、ため息には、疲労やストレスのために滞ってしまっていた血流をよくし、副交感神経の働きを高め、自律神経の乱れを元に戻してくれる、素晴らしい呼吸だとも。
確かに、ため息をつく時って、自然と肩の力が抜けていきますよね。
物事を違った角度から見ると、今まで地位の低かった、ため息すら、素晴らしいことに感じられるのですから、この観点、目の付け所、さすがとしか言いようがありません
そして、もう一つ。タイトルにもなっている”あきらめる”という考え方。
「あきらめる」は「諦める」ではなく、「明らめる」こと、つまり、物事を明らかにするということ。
「あきらめる」ことは、けっして「ギブアップ」することではなく、「ここまでやったんだから、これ以上考えても仕方がない」と物事を明らかにし、前に進む勇気を持つということ。
物事を明らかにすれば、おのずと、どうすればいいかが見えてくる。あとは、前に向かって進んでいくだけ
これって、以前、ご紹介させて頂いた、帯津良一先生の”攻めの養生
の考え方(病気にならない方法を見つけるのではなく、最後の瞬間が最高のときだと思える位、自らの意思で積極的に命を養う生き方。今日が最後だと思って毎日毎日を生きること。)
そして、Atha(アタ)にとどまる(今、この場所、この瞬間にとどまる)というヨガの修行法の考え方と繋がる考え方でもあると思いながら、読ませて頂きました。
まあ、、、凡人の私。。。
難しく考えずに、一日一日を大切に、深く長~~~い呼吸に身を任せ、笑顔で過ごす
これが、”あきらめる健康法”であり、”攻めの養生”であり、”Atha(アタ)にとどまる”ことだと理解し、生きています
簡略しすぎ???