こんにちは!
静岡県三島市、沼津市そして裾野市で活動中のミナクヨガのミナクです。
昨日のレッスンで、こんなお悩み相談がありました。
”バストアップしたいんです!”
出産後、授乳のために大きくなったバストが、授乳終了と共にしぼんでしまった。どうにかキレイにバストアップしたい!!!切実なお悩みです!
出産後のママさんだけでなく、バストについては、女性共通の悩みの一つだと言えます。
大きさと言うよりも、ツンとした若々しい胸。やはり気になるのは重力に逆らえるかどうか?ではないでしょうか。。。
もともと9割が脂肪で構成されているバスト。
脂肪をつけすぎると体全体が大きくなり、太って見えるし、ダイエットで痩せてしまうとバストの脂肪も少なくなり、小さくなってしまう。。。乙女心は複雑です。
バストが重力に逆らえなくなっていく原因として、加齢・・・という一言で片付けてしまうにはあまりにもくやしいじゃないですか!
なので、バスト周りの筋肉構造を考慮しながら、バストアップに効果のある動きをご紹介していていきます。
まずは、、、バストを引っ張り上げ、支え続けている優秀な筋肉組織、クーパー靭帯。繊細なゴムのようなものなので、過度な運動、マッサージなどは逆効果だと言われています。
まず、有名なポーズから。両手を胸の前で合掌。一度大きく息を吸って、吐きながら合掌した両掌をグ~っと押し合っていきます。この時、できるだけ、両肘は横に張っていきましょう。
次は、床でも椅子でもOK。両手は力を抜いて体側。吸って右手をまっすぐ上に上げていきます。吐いて下して。左手も同じように。遅筋を意識しながらゆっくり呼吸に合わせて行います。
お次は、大胸筋を意識していきましょう。
脂肪で構成されているバストは、大胸筋の上に乗っています。
そのバストを乗せているいわば基礎、土台となる部分が強固に発達すれば、必然的にバストアップという図式です!
上図① 手のひらを顔の方に向けて、両肘を胸の前でタッチしたところからスタートです。吸って両肘を肩の高さで横に広げ、胸を開いていきましょう。吐いて、スタート地点に戻ります。
上図② 両手の甲を背中につけて肘を両横に張ります。吸って両肘を肩甲骨を意識しながら後ろに引き、胸を開きます。吐いて戻る。
上図③ 両手を後ろで組みます。吸って組んだ手を自分の持ち上げられるところまで上げていきます。吐いて下す。両手を上げる時には、カラダを前傾せずに背筋を伸ばしていきましょう。
上図④ ラクダのポーズです。腰幅で膝立ちになって、まずは、右手で右足のかかとを持ち、吸って左手を上に上げていきます。目線は左指先。 左右行ったら、今度は、両手で両足のかかとを持っていきましょう。目線はやや斜め上。
そして最後に両足のかかとを真中でタッチするように近づけていきます。
胸が開いて気持ちの良いポーズです。
そして、最後のとっておき!
テーブルポジション(四つんばい)から、両手をマットの外、広めに置きます。
ひざをついたまま、つま先は床から浮かします。
そこから息を吐いて肘を曲げ、胸を床に近づけていきます。吸って体を持ち上げる。
両手を肩幅よりも広い位置に置いて行う腕立て伏せです。
いかがですか?すべてのポーズは、ご自分の深く長~い呼吸に合わせてゆっくりと遅筋を意識しながら行いましょう
最後に、、、長興寺坐禅堂の玄関に飾られている足裏の墨絵。
大地をどっしりと踏みしめる安定感のある足裏。こんな足になりたいです