風邪を撃退!片鼻呼吸のおすすめ

  • 2019年11月14日
  • 2019年11月14日
  • yoga
  • 706View
  • 0件

こんにちは! 沼津市、三島市、裾野市、静岡県東部でヨガ教室を主宰しております、ミナクヨガのミナクです。

寒くなってきましたね。風邪予防のためにマスク装着率が高くなってくる季節でもあります。

ヨガを行う時は、基本的には鼻呼吸で行います。と言うと、皆さん、最初は、?という顔をされることが多い。

そうなんです。皆さん、普段の呼吸を意識されていない方が非常に多いのです。

意識をされていない呼吸ですが、実際に口呼吸をしている方が多いのも事実です。

が、、、本来人間は、鼻呼吸を行うような構造で生まれついています。

邪魔な存在のように感じられている鼻毛。

これって、ちゃんとした役割を果たしているのです。

鼻毛が空気清浄機のフィルターの役割をすることで、不純物を取り除ききれいな空気を取り入れ、空気を温め湿気を与え、バランスの取れた生命力を供給する。

なので、普段から意識して鼻呼吸をすることで、虫歯の予防、そして、美肌へとつなげることができるのです。

鼻毛、やるじゃん!なのです。

息を吸う時に交感神経が活性化し,吐く時に副交感神経の働きが亢進するので、吐く時間を長くすることで副交感神経の活動が高まり,リラックス効果が得られる。

両鼻の呼吸を意識して行うことでも十分、呼吸中枢を刺激し、自律神経系を整え、精神をコントロールすることができるのですが、そこにひと匙、付け加えることで、風邪の予防につなげることができるのが、片鼻呼吸です。

片鼻呼吸の中でも、比較的簡単に取り組める呼吸を紹介させていただきます。

イダ&ピンガラ呼吸と言って、”イダ”左側の鼻だけを使った片鼻呼吸と、”ピンガラ”右側の鼻を使った片鼻呼吸です。

まずは、イダ呼吸。

右手の親指で右の鼻を押さえて、左の鼻から息を吸います。吸いきったら左の鼻から吐き切ります。これを繰り返します。

イダは左側の仙骨から始まり、背骨に沿って左の鼻腔に繋がっていて、右脳を刺激し、体内や心を浄化して副交感神経を高める働きがあります。

そして、ピンガラ呼吸。

左手の親指で左の鼻を押さえて右の鼻から息を吸って~吐いて~。

右側の仙骨から始まり、背骨に沿って右の鼻腔に繋がります。
左脳を刺激し、交感神経を高めるため、肉体の強化やバイタリティーを与える働きがあります。

鼻の粘膜を刺激しながら行うことで、冬の時期には風邪の予防に。春先には花粉症の緩和へと導くことができる呼吸法です。

そして何よりも、呼吸に意識をして座る時間は、自分に向き合うことができる大切な時間でもあります。

自分に向き合いながら健康に!

今日からいかがですか?